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カズオ・イシグロの視線~記憶・想像・郷愁~
荘中 孝之,
三村 尚央,
森川 慎也
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,080(税込)
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発行年月 |
2018年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
340p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784861827105 |
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商品コード |
1027978025 |
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NDC分類 |
930.278 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年09月2週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2018/09/02 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027978025 |
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著者紹介
荘中 孝之(編者):京都外国語短期大学教授。
三村 尚央(編者):千葉工業大学准教授。
内容
幼年時代の日本での記憶とイギリスでの体験をもとに、独特の世界を構築するイシグロ。気鋭の英文学者らがノーベル賞作家の全作品を時系列に通観し、その全貌に迫る。 本書のタイトルは『カズオ・イシグロの視線――記憶・想像・郷愁』である。デビュー作の書名『遠い山なみの光』(原題A Pale View of Hills)にもその語が見られるように、イシグロは遠くを見晴るかす眺め(view)に強く惹かれている。そしてそこに向けられる視線が、物理的に離れた場所だけでなく、時間的な隔たりの彼方にある過去をもとらえようとするものであることは、彼の作品群の随所から理解されるであろう。その原点にあるのが、五歳の時に離れながらもつねに彼とともにあり続けた日本であることは明らかだが、自分自身でしばしば強調するように、懐かしく回想される日本は記憶と想像の入り交じった、独特の世界なのである。本書の各執筆者はそのようなイシグロのテクストに寄り添いながら、彼の視線とその先にあるものをとらえなおそうとしている。――本書「まえがき」より