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教育と他者~非対称性の倫理に向けて~
発行年月 |
2018年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
328p,36p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史 |
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ISBN |
9784861106149 |
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商品コード |
1028387575 |
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NDC分類 |
370 |
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基本件名 |
教育 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年02月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028387575 |
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著者紹介
橋本憲幸(著者):橋本憲幸(はしもと・のりゆき)
1981年、福島県生まれ。筑波大学第三学群国際総合学類卒業。筑波大学大学院一貫制博士課程人間総合科学研究科修了。博士(教育学)。山梨県立大学准教授。専門は国際教育開発論、教育哲学。主な著書・論文に、『現代の学校を読み解く―学校の現在地と教育の未来』(春風社、2016年、共著)、『共生と希望の教育学』(筑波大学出版会、2011年、共著)、「教育はグローバル・ガバナンスを統御できるか―国際教育開発の理論的外部」(『国際開発研究』第25巻第1・2号、2016年)、「開発途上国への教育援助の正当化と制限原理―〈われわれ〉は〈彼/彼女ら〉を教育できるか」(『教育学研究』第74巻第3号、2007年)などがある。
内容
教育はどこまでも教育者の側にあり、教育は不遜な行為である――
だとすれば、教育という行為はどこまで正当化しうるのか?
「開発途上国」に対する国際教育開発においては、“よりよい”水準を願い、価値判断を伴う教育という行為について、批判的であることが求められる。その正当性の根拠を、ポストコロニアリズムの位置性、ケイパビリティ概念、共生思想の検討を通して問い、他者への関与における倫理に求める。