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源氏物語越境論~唐物表象と物語享受の諸相~

河添 房江  著

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価格 \12,100(税込)         
発行年月 2018年12月
出版社/提供元
岩波書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 13p,420p,9p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784000613064
商品コード 1028856161
NDC分類 913.36
基本件名 源氏物語
個人件名 紫式部
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年01月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028856161

著者紹介

河添 房江(著者):河添房江(かわぞえ ふさえ)
1953年生まれ.1977年東京大学文学部卒業.1985年同大学院人文科学系研究科博士課程単位取得退学.博士(文学).現在,東京学芸大学教育学部教授.一橋大学大学院言語社会研究科連携教授.
著書に,『源氏物語の喩と王権』(有精堂,1992年),『源氏物語表現史』(翰林書房,1998年),『性と文化の源氏物語』(筑摩書房,1998年),『源氏物語時空論』(東京大学出版会,2005年),『源氏物語と東アジア世界』(NHKブックス,2007年),『光源氏が愛した王朝ブランド品』(角川選書,2008年),『唐物の文化史舶来品からみた日本』(岩波新書,2014年).

内容

『源氏物語』は、古代から現代まで、時間と空間を超えて様々な領域に越境を続けてきた作品である。唐物表象をはじめ作品そのものに織り込まれている異文化接触の痕跡と、図像化や翻訳などメディアの上での多様な変奏、二つの「越境」性についての精緻な考察を通して、『源氏物語』の底知れぬ生命力に迫ることを試みる。

目次