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外記日記 新抄(2)(尊経閣善本影印集成 73)

遠藤 珠紀  著

前田育徳会尊経閣文庫  編
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \40,700(税込)         
発行年月 2020年09月
出版社/提供元
八木書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,305p
大きさ 22×31cm
版型 A4
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784840623735
商品コード 1029170537
NDC分類 210.42
基本件名 日本-歴史-鎌倉時代-史料
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年10月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029170537

内容

●外記日記(新抄)
 中原氏西大路流の中原師種(生没年未詳)による日記。十四世紀半ばに中原師栄によって書写された。文永元年~同四年(一二六四~六七)・弘安十年(一二八七)の五年分を所収する。記録類が少ない鎌倉時代後期において、政治史的に重要な記事を多く含み、貴重である。
 尊経閣本は唯一の古写本であり、他の写本は尊経閣本の系統となる。『続史籍集覧』に「新抄」として翻刻されるが、国会図書館本が底本で、良質な写本の公開が望まれていた。紙背文書は『大日本史料』で一部翻刻されているが、今回の影印により全容が初めて公開される。

●享禄二年外記日記
 室町時代後期に朝廷の事務官として活躍した外記、清原業賢(一四九九~一五六六)の日記。享禄二年(一五二九)分が現存する。文書行政の実務に携わる立場の人物が筆録した記録として価値が高い。
 尊経閣本は自筆原本。これまで未翻刻であり、今回の影印により初めて公開される。

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