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中島敦の朝鮮と南洋~二つの植民地体験~(シリーズ日本の中の世界史)

小谷 汪之  著

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価格 \2,640(税込)         
発行年月 2019年01月
出版社/提供元
岩波書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 14p,222p,4p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784000283861
商品コード 1029220864
NDC分類 910.268
基本件名 朝鮮-歴史-日韓併合時代(1910〜1945)
個人件名 中島/敦
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年02月5週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029220864

著者紹介

小谷 汪之(著者):小谷汪之(こたに ひろゆき)
1942年生.東京大学文学部東洋史学科卒業,同大学院人文科学研究科博士課程中退.博士(史学).インド史専攻.東京都立大学名誉教授.
著書に,『マルクスとアジア――アジア的生産様式論争批判』(青木書店),『歴史の方法について』(東京大学出版会),『大地の子――インドの近代における抵抗と背理』(東京大学出版会),『インドの中世社会――村・カースト・領主』(岩波書店),『歴史と人間について――藤村と近代日本』(東京大学出版会),『罪の文化―― インド史の底流』(東京大学出版会),『インド社会・文化史論――「伝統」社会から植民地的近代へ』(明石書店),『「大東亜戦争」期出版異聞――『印度資源論』の謎を追って』(岩波書店),Western India in Historical Transition(New Delhi, Manohar)など.

内容

「李陵」「光と風と夢」などで知られる作家・中島敦は、少年期を日本統治下の朝鮮で過ごし、のちに南洋庁編修書記としてパラオ諸島に赴任した経験を持つ。これらの体験は、中島の表現、作品世界にどう反映され、どのような意味を持ったのか。中島の二つの植民地経験を追体験することを通じて、戦争と植民地支配をめぐる諸問題を問い直す。

目次