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丸善のおすすめ度

14歳からの資本主義~君たちが大人になるころの未来を変えるために~

丸山 俊一  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,650(税込)         
発行年月 2019年01月
出版社/提供元
大和書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 237p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史
ISBN 9784479796749
商品コード 1029308919
NDC分類 332.06
基本件名 資本主義
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年02月5週
書評掲載誌 産経新聞 2019/03/31
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029308919

著者紹介

丸山 俊一(著者):1962年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。早稲田大学、東京藝術大学で非常勤講師も務める。

内容

グローバル化、AI、GAFA、格差拡大……
「資本主義は、どうなる?」

スティグリッツ、ガブリエル、
セドラチェク、コーエンなど、
世界の「知性」たちの言葉とともに、
現代社会を理解する1冊!

ジョセフ・スティグリッツ
「いま問題なのは世界中で『モノが欲しい』
という気持ちが不足していることだ。
そのせいで、世界経済が減速している」

トーマス・セドラチェク
「『成長』を前提にした資本主義は、もう限界だ! 」

マルクス・ガブリエル
「(日本には)秩序の中にある瞑想に近いような静けさと、
ものすごくクレイジーな混沌とが、興味深く混在している」

ダニエル・コーエン
「新しいテクノロジーは上位10%にだけ恩恵を与え、
残りの90%を圧迫してきた」

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「数字の物語」はいつも「増えること」を望まれ続けます。
そこに現代資本主義の、
避けられない大きな特徴があると思います。

本書は、大きな曲がり角にある資本主義について、
いまわかっておいてほしいこと、
一緒に考え始めてほしいことを、
語りかけるような気持ちでまとめました。(本文より)
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[本書の概要]
第1章 いま僕たちはどんな世界に生きている?
――やめられない、とまらない資本主義
第2章 「グローバル化」が進んだ世界
――「成長」しなけりゃ資本主義じゃない?
第3章 「共感」が商品になる時代のワナ
――精神を奪い合う時代の資本主義とは
第4章 「テクノロジー」が格差を生む
――創造的であれ。さもなければ死だ
第5章 「世界標準」を握った者が独り占めする?
――GAFAは「現代の神」か?
第6章 資本主義が、壊れる?
――“闇の力