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<生ける屍>の表象文化史~死霊・骸骨・ゾンビ~

伊藤 慎吾, 中村 正明  著

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価格 \2,640(税込)         
発行年月 2019年04月
出版社/提供元
青土社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 378p,11p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/民話・伝説
ISBN 9784791771424
商品コード 1029343644
NDC分類 388.1
基本件名 幽霊
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年05月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029343644

著者紹介

伊藤 慎吾(著者):日本古典文学専攻。国際日本文化研究センター客員准教授。著書に「擬人化と異類合戦の文芸史」など。
中村 正明(著者):日本文学専攻。國學院大學准教授。

内容

死霊はどのように描かれてきたのか
日本では死者が骸骨となって墓場で酒宴を開く情景が古くから描かれてきた。また蘇生・転生することで新たな人生を迎えることがあり、さらに死後、鬼と化して人間に害をなす存在となることもあるとも信じられてきた。そうした考えは近代社会において科学的に否定されながらも、その一方で根強く息づき。今日、海外では例を見ない独自の形で継承され、進展している。本書では日本において死霊がどのように描かれてきたのかという問題を通史的に示して日本人の死生観について、文化的創造の歴史的側面から照射していく。