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古琉球~海洋アジアの輝ける王国~(角川選書 616)

村井 章介  著

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価格 \2,420(税込)         
発行年月 2019年03月
出版社/提供元
KADOKAWA
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 413p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784047035799
商品コード 1029633017
NDC分類 219.9
基本件名 琉球
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年05月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2019/05/25、読売新聞 2019/07/21
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029633017

著者紹介

村井 章介(著者):1949年、大阪市に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。同大学史料編纂所助教授、同大学大学院人文社会系研究科教授を経て、立正大学教授、東京大学名誉教授。専攻は日本中世史、東アジア文化交流史。著書に『境界史の構想』(敬文舎)、『中世史料との対話』(吉川弘文館)、『日本中世の異文化接触』(東京大学出版会)、『日本中世境界史論』(岩波書店)、『増補 中世日本の内と外』『世界史のなかの戦国日本』(ちくま学芸文庫)、『分裂から天下統一へ』『中世倭人伝』(岩波新書)など多数。

内容

世界に開かれていたのは日本ではなく「琉球」だった! 13~17世紀の古琉球の時代、ボーダーレス海域でどのような歴史と文化が展開されたのか。琉球に残されたかな文字の碑文や『歴代宝案』などの外交文書、中国・朝鮮ほか、近隣諸国に残る史料などから総合的に検証。冊封体制論からはみだした古琉球の独自の事象を浮き彫りにする。同時代の日本を含むアジア世界の歴史のありかたに境界史から光をあて、その全体像に新たな視角を拓く。

目次