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二合仮名の研究(研究叢書 509)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\14,300(税込)
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発行年月 |
2019年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,486p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
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ISBN |
9784757609006 |
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商品コード |
1029721790 |
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NDC分類 |
811.4 |
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基本件名 |
万葉仮名 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年04月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029721790 |
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著者紹介
尾山 慎(著者):1975年大阪府生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。奈良女子大学准教授。新村出財団研究奨励賞、萬葉学会賞受賞。
内容
一字二音節の音仮名である「二合仮名」は、訓字に親和し、訓字主体表記歌巻にそのほぼすべてが現れる。本書は、訓仮名や、同じ字音を素材にした略音仮名と対比しつつ、その働きを徹底的に解剖した。二合仮名は、仮名らしくない仮名であるゆえに使われ、仮名らしくない仮名であるゆえに消えていった。それは、完成品としての単音節の仮名の規範に照らしてそうなったわけではない。すべては、その表記、書記の動態上で起きていったことだった。二合仮名が異端化していくのが、すなわち単音節の仮名とその表記が成熟していく道でもあった。どちらかが因でどちらかが果というのではなく、訓字,訓仮名も含めた、文字表記の手段としての相互的〝張り合い〟が、互いに互いを刺激し合いつつ、もたらしたことだった。萬葉集の総文字数の1%にも満たないこの仮名が、その表記の考究に欠かせない存在であることを明らかにし、訓字や他の仮名との関係をめぐる新知見を提示する。