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戦後日本を読みかえる<4> ジェンダーと生政治

坪井 秀人  編
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価格 \4,400(税込)         
発行年月 2019年03月
出版社/提供元
臨川書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 9p,294p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784653043942
商品コード 1029790901
NDC分類 210.76
基本件名 日本-歴史-昭和時代(1945年以後)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年05月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029790901

著者紹介

坪井 秀人(編者):国際日本文化研究センター教授。日本近代文学・文化史。著書に「声の祝祭」「感覚の近代」「性が語る」など。

内容

優生保護法、ウーマン・リブ、沖縄――戦時から敗戦期・戦後に連続して、女性の身体はいかに語られ、あるいは語られてこなかったのか。


【目 次】

序言・・・・・坪井秀人
第1章 優生学的想像力――津島佑子『狩りの時代』を読む・・・・・美馬達哉
第2章 引揚者医療救護における組織的人工妊娠中絶――優生保護法前史・・・・・松原洋子
第3章 生殖管理の戦後――優生保護法成立前の中絶と主体をめぐって・・・・・柘植あづみ
第4章 リブと依存の思想――中絶・子殺し・育てること・・・・・飯田祐子
第5章 『主婦之友』別冊附録にみる女性の身体・・・・・安井眞奈美
第6章 「肉体」から戦後を再考する――田村泰次郎の「肉体文学」を中心に・・・・・光石亜由美
第7章 坂口安吾の戦後作品の肉体に見る<主体のゆらぎ>――「白痴」「磨の退屈」「戦争と一人の女」を中心に・・・・・狩俣真奈
第8章 洞窟からクリプトへ――山城知佳子『肉屋の女』を読む・・・・・菅野優香

目次