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途上国における農業経営の変革(研究双書 640)
清水 達也
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\4,070(税込)
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発行年月 |
2019年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,241p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/農業・食糧 |
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ISBN |
9784258046409 |
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商品コード |
1029958689 |
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NDC分類 |
611.7 |
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基本件名 |
農業経営 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年06月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029958689 |
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著者紹介
清水 達也(編者):日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センターラテンアメリカ研究グループ長。1991年カンザス大学ジャーナリズム学部卒。1996年サセックス大学開発経済学修士課程修了。1997年アジア経済研究所入所。2015年千葉大学園芸学研究科博士後期課程修了、博士(農学)。ラテンアメリカの経済開発と農業開発のほか、途上国の農業・食料問題を主に研究。著書に『ラテンアメリカの農業・食料部門の発展―バリューチェーンの統合』(アジア経済研究所、2017年)
内容
「貧困」や「低開発」といったことを連想させる途上国の農業。しかしそこでは、これまでの伝統的な家族経営とは異なる経営体が出現してきている。
農産物需要の増加を受け、先進国のみならず途上国までを含めた広く世界中で、農業を巡る変化が起こっている。その影響は、農作業の機械化・バイオテクノロジーといった栽培技術の導入から、スーパーマーケットの拡大など、生産現場から販路に至るまでさまざまだ。
途上国の農業も例外ではない。そこでは、これらの変化に対応するため、田植えから収穫まで電話による手配だけで済ませる生産者、異業種から農業業に参入し、複数の作物を生産し加工まで手掛ける経営者、零細小規模圃場がまとめられアグリビジネス向けに原材料を供給するようになった大規模農場などが出現し、ダイナミックな変化が起きている。
アジアやラテンアメリカの事例研究を通して、途上国農業を巡る様々な変化と次世代の食料供給の担い手を描き、家族経営を超えた新しい農業経営の形となりうるのか考える。