KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

リップとイカボッドの物語~「リップ・ヴァン・ウィンクル」と「スリーピー・ホローの伝説」~

ワシントン・アーヴィング  著

齊藤昇  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,760(税込)         
発行年月 2019年06月
出版社/提供元
三元社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 157p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784883034864
商品コード 1030116986
NDC分類 933.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年07月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030116986

著者紹介

ワシントン・アーヴィング(著者):[Washington Irving]
ワシントン・アーヴィング(1783~1859)はニューヨーク出身で、国際的な名声を得たアメリカ最初の作家である。彼は文壇デビュー作となった『ニューヨーク史』においてユーモアや軽妙な諷刺で才気を発揮した後、1819年~20年にかけて伝説の名作「リップ・ヴァン・ウィンクル」や「スリーピー・ホローの伝説」などの短編小説やエッセイが収録された『スケッチ・ブック』を刊行した。また、イスラム文化への傾倒を遺憾なく示した力作『アルハンブラ物語』や『グラナダの征服』などに代表される歴史文学の分野でも意欲的に執筆活動を展開した。また17年に及ぶヨーロッパ滞在生活を終えて、アメリカに帰還後は自らの西部旅行の体験記とも言うべき紀行文学『大草原の旅』や豊富な史料に基づく西部開拓史『アストリア』を発表し、晩年には念願としていた畢生の作『ジョージ・ワシントンの生涯』を完成させている。
齊藤昇(翻訳):立正大学文学部教授(文学博士)。
専門領域は19世紀アメリカ文学を中心とした文化批評と伝記的批評。主な著書に『ワシントン・アーヴィングとその時代』(本の友社)、『「最後の一葉」はこうして生まれた―O・ヘンリーの知られざる生涯』(角川書店)、『ユーモア・ウィット・ペーソス―短編小説の名手O・ヘンリー』(NHK出版)、『そしてワシントン・アーヴィングは伝説になった―〈アメリカ・ロマン派〉の栄光』(彩流社)など。主な訳書には『わが旧牧師館への小径』(平凡社ライブラリー)、『ウォルター・スコット邸訪問記』(岩波文庫)、『ブレイスブリッジ邸』(岩波文庫)、『スケッチ・ブック(上)・(下)』(岩波文庫)、『昔なつかしいクリスマス』(三元社)などがある。

内容

アンチ・フランクリン型の主人公(リップ)のアメリカ版「浦島太郎」物語、田舎教師(イカボッド)の儚い恋と「首なし騎士」伝説。ドイツの民話を素材に、アメリカ的なフォークロアの息吹を巧みに導入した、アーヴィングの代表的短編2編。F・ダーレイの挿絵にF・クレーデルが彩色した図版付。

目次