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竜は動かず~奥羽越列藩同盟顚末~<上> 万里波濤編(講談社文庫 う57-30)

上田 秀人  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \902(税込)         
発行年月 2019年05月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 423p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065136010
商品コード 1030155215
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2019/05/25
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030155215

著者紹介

上田 秀人(著者):1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。97年小説CLUB新人賞佳作。歴史知識に裏打ちされた骨太の作風で注目を集める。講談社文庫の「奥右筆秘帳」シリーズは、「この時代小説がすごい!」(宝島社刊)で、2009年版、2014年版と二度にわたり文庫シリーズ第一位に輝き、第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞。抜群の人気を集める。「百万石の留守居役」は初めて外様の藩を舞台にしたシリーズ。文庫時代小説の各シリーズのほか歴史小説にも取り組み、『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞を受賞。『天主信長〈表〉〈裏〉』、『竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末(上下)』などがある。

内容

仙台藩下級藩士の婿養子だった玉虫左太夫は、学問を究めるため江戸に出奔した。昌平坂学問所の林復斎に認められ、仙台藩江戸藩邸の儒学者・大槻磐渓に邂逅する。世は、黒船騒動から安政の大獄の時代。蘭学を学ぼうとした左太夫は、日米修好通商条約のために渡米する外国奉行・新見豊前守の従者となる機会をつかむ。安政七年、咸臨丸の勝海舟を追うように、左太夫の乗った船は品川沖を旅立った。左太夫にアメリカはどう映ったのか?

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