著者紹介
スミソニアン協会(監修):監修:スミソニアン協会
1846年に設立。博物館・美術館と国立動物園など19の施設をもち、世界最大の研究所・博物館群として知られている。
キュー王立植物園(監修):監修:キュー王立植物園
世界有数の科学機関であり、植物の多様性や保護、世界の持続的な発展に関する専門的研究はもちろんのこと、その驚くべきコレクションは国際的に賞賛されている。
塚谷 裕一(監修):日本語版監修:塚谷裕一 つかや・ひろかず
植物学者、東京大学大学院理学系研究科教授。
1964年、神奈川県生まれ。1993年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助教授などを経て現職。
発生生物学を表看板としつつ、系統分類学、特に熱帯アジアの菌寄生植物の現地調査等を進めている。
著書に『森を食べる植物──腐生植物の知られざる世界』岩波書店(2016年)、『カラー版 スキマの植物図鑑』中公新書(2014年)、『変わる植物学 広がる植物学──モデル植物の誕生』東京大学出版会(2006年)、『漱石の白くない百合』文藝春秋(1993年)など、編著書に『岩波 生物学辞典 第5版』岩波書店(2013年)などがある。紫綬褒章受章(令和3年秋)、第33回南方熊楠賞受賞(2023年)。