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エネルギー400年史~薪から石炭、石油、原子力、再生可能エネルギーまで~
秋山 勝
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\4,180(税込)
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発行年月 |
2019年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
663p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/理工学/工学一般/工学一般 |
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ISBN |
9784794224071 |
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商品コード |
1030619846 |
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NDC分類 |
501.6 |
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基本件名 |
エネルギー-歴史 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年09月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2019/09/21、日本経済新聞 2019/10/19 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030619846 |
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著者紹介
リチャード・ローズ(著者):1937年カンザス州生まれ。イェール大学卒業。ジャーナリスト・作家。「原子爆弾の誕生」でピュリッツァー賞などを受賞。他の著書に「原爆から水爆へ」「アメリカ農家の12カ月」など。
内容
人間はこの地球からどのようなエネルギー資源を見つけだし、
どのように利用してきたのだろうか。
発見、発明、発展、そして立ちはだかる難題…。
エネルギーの変遷をめぐる「人間」たちの物語。
『原子爆弾の誕生』のピュリッツァー賞作家最新作。
かつて暖房と調理を支えた薪は石炭にその座を奪われ、石炭は石油に、そしていま、石炭・石油は天然ガス、原子力、再生可能エネルギーに取って代わられつつある。
それらの資源を利用する動力源も次々に発明された。蒸気機関、内燃機関、発電機。そして蒸気車、蒸気機関車、自動車、電車。その裏にはそれぞれを生み出し、試行錯誤し、応用し普及させた有名無名の人物の存在があった。
またエネルギー利用の普及は人びとの生活の質を上げ経済を活性化する一方で、新たな災厄や難題をももたらした。エネルギーによる利便とそれが生み出す害との狭間で、人びとは解答を求めて苦闘しつづけてきた。
そしていま、地球規模の気候変動のもと、増加しつづける巨大な人口を支えるエネルギー需要をどうすべきか。かつてない難題への答えは、過去の軌跡を詳細に検証することで見出せるのではないか――。
本書は、現在までの約400年にわたるエネルギー変遷史を「人間」の物語としてまとめあげた、ピュリッツァー賞作家による労作である。
<本書内容より>
第1部 動力
薪/石炭/大気圧蒸気機関/高圧蒸気機関/セイヴァリ/ニューコメン/ワットの蒸気機関/
スティーブンソンの蒸気機関車
第2部 照明
石炭ガス/ガス灯/鯨油・鯨蠟/テレピン油/ケロシン/石油/ライデン瓶/動物電気/電堆/電磁誘導/発電機/直流・交流/水力発電/長距離送電システム
第3部 新しき火
原子炉/原子爆弾/ウラン235/プルトニウム/大気汚染/光化学スモッグ/環境保護運動/風力・太陽光発電/原子力発電/福島・スリーマイル・チェルノブイリ/放射性廃棄物/脱炭素化
おもな登場人物
ウィリアム・シェイクスピア/トーマス・ニューコメン/ジェームズ・ワット/ジョージ・スティーブンソン/ハーゲン¬=スミット/ベンジャミン・フランクリン/アレッサンドロ・ボルタ/マイケル・ファラデー/トーマス・エジソン/ジョージ・ウェスティングハウス/ハイラム・マキシム/エンリコ・フェルミ/ドワイト・アイゼンハワー/レイチェル・カーソン