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【ベルトルト・ブレヒト:重要・一次資料 全3巻】

Bertolt Brecht:Critical and Primary Sources (Critical and Primary Sources) '20

Barnett, David  編
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価格 特価  \134,642(税込)         
発行年月 2020年04月
出版社/提供元
Bloomsbury Publishing Ltd.
出版国 イギリス
言語 英語
媒体 冊子
装丁 hardcover
ページ数/巻数 3 Vols.
ジャンル 洋書/人文科学/文学/ドイツ文学
ISBN 9781474299497
商品コード 1030669310
国件名
ドイツ
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年01月
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030669310

著者紹介

Barnett, David(編者):University of York, UK

内容

過去50年のうちに発表された70を超える学術論文、評論、批判研究の介入により、本書はブレヒトの生涯で重要となるアウグスブルク時代(1898-1918)から、ヴァイマル共和政時代(1918-1933)、亡命生活(1933-1948)、ドイツ民主共和国時代(1949-1956)までをカバーしています。また、ブレヒトの理論や演劇の表現能力、世界の変化、革新的な活動とその関係に対する彼の基本的な理念を追求します。
演劇の上演における「独創性(オリジナリティ)」に対する、短くも極めて重要な考察など、初めて英語で出版されたブレヒトの著作を含む重要な資料に加え、注目すべき哲学者フレドリック・ジェイムソンによる論文「叙事的またはサードパーソン(第三者)」や、ドイツの作家クラウス・クーヘンマイスターとヴェラ・クーヘンマイスター、そして芸術監督であり俳優であったエゴン・モンクによる、ブレヒトについての共同研究などが含まれています。
第1巻は、ブレヒトの代表作『肝っ玉お母とその子供たち』をはじめ、評論、詩、小説、短編小説、日記を通したブレヒトの思想など、彼の生涯と作品を取り上げています。
第2巻は、ブレヒト特有の専門用語に関する論文や主要文献を含む理論をカバーしており、「叙事的演劇(Episches Theater)」や「身振り(Gestus)」「魂/筋(Fabel)」などの謎めいた用語、演劇以外のメディアにおけるブレヒト、ブレヒトと他の思想家の関係、ブレヒトの思想とその源流、そして彼の思想の受容などについて論じています。
第3巻は実践をテーマに、劇作家あるいは演出家としてのブレヒトの活動や、ヴァイマル共和政時代の悲惨なスタートから後の劇団ベルリナー・アンサンブル(Berliner Ensemble)での監督しての役割、他の劇場関係者やブレヒトの協力者との関係、ブレヒトの代表作への批評と世界的な評価について述べます。
各巻には、それぞれのトピックスについての解説を掲載し、ブレヒトの研究とその発展について考察しています。

目次