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台湾文学の発掘と探究
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\6,600(税込)
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発行年月 |
2019年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
451p,9p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/中国文学 |
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ISBN |
9784803803631 |
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商品コード |
1030725486 |
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NDC分類 |
920.27 |
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基本件名 |
台湾文学-歴史 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年10月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2019/10/06 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030725486 |
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著者紹介
下村 作次郎(著者):1949年和歌山県新宮市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現任、天理大学名誉教授。 1980年8月から2年間、中国文化大学交換教授。 2000年9月から半年間、国立成功大学台湾文学研究所客員教授。主要著書は『文学で読む台湾 支配者・言語・作家たち』(田畑書店、1994年)、『よみがえる台湾文学』(共著、東方書店、1995年)、『台湾文学研究の現在』(共著、緑蔭書房、1999年)、『台湾近現代文学史』(共著、衍文出版、2014年)、その他、資料集『日本統治期台湾文学台湾人作家作品』(共編、全五巻・別巻、緑蔭書房、1999年)など。翻訳書に呉錦発編著・監訳『悲情の山地 台湾原住民小説選』(田畑書店、1992年)、『台湾原住民文学選』全9巻(共編訳、草風館、2002年~2009年)、孫大川著『台湾エスニックマイノリティ文学論 山と海の文学世界』(同、2012年)、シャマン・ラポガン著『空の目』(同、2014年)、同『大海に生きる夢 大海浮夢』(同、2017年)、陳芳明著『台湾新文学史』(共訳、上・下、東方書店、2015年)ほかの出版がある。
内容
台湾人作家の声が聞こえる―
さまざまな言語と格闘し
時代に翻弄され、体制に利用され
そして禁圧されながらも生きも抜いてきた
台湾文学の根源と発展をたどる
著者渾身の台湾文学研究書!
本書は佐藤春夫と高一生を除いて、主に台湾人文学者の台湾文学について論じたものである。一九二〇年代に生れた近代の台湾文学は、白話文、台湾話文、日本語、そして母語などの言語と格闘し、時代に翻弄され、体制に利用され、時に抑圧され、さらに政府に否定され、そして禁圧されながら生きてきた文学である。その過程で、多くの記録と、そして記憶が失われてきた。本書をまとめていると、これまでお会いした台湾人日本語作家の顔が眼に浮かんでくるが、そうした作家たちの声が本書に少しでも反映されていることがささやかな願いでもある。(「まえがき」より)