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対話 韓国民主化運動の歴史~行動する知識人・李泳禧の回想~(世界人権問題叢書 101)

李 泳禧, 任 軒永  著

舘野 晳, 二瓶 喜久江  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \6,380(税込)         
発行年月 2019年09月
出版社/提供元
明石書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 578p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784750348728
商品コード 1030885493
NDC分類 289.2
個人件名 李/泳禧
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年10月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030885493

著者紹介

李 泳禧(著者):1929年、平安北道の雲山郡北鎮面で誕生。1950年に国立海洋大学を卒業後、慶尚北道安東市の安東中(高等)学校の英語教師として勤務中に朝鮮戦争が勃発。直ちに陸軍に入隊し1957年まで服務した。1957年から1964年まで合同通信社外信部記者、1964年から1971年まで朝鮮日報と合同通信社の外信部長を歴任。1972年から漢陽大学の文理学部教授兼中国問題研究所の研究教授として在職中に朴正熙政権により1976年に解職される。1980年3月に復職したが、同年夏、全斗煥政権により再び解職され、1984年の秋に復職した。1985年に日本の東京大学社会科学研究所と西ドイツのハイデルベルクのドイツ連邦教会社会科学研究所で、それぞれ一学期ずつ共同研究に参加した。1987年にアメリカのバークレー大学の正式副教授として招聘され、『平和と紛争』特別講座を担当し、講義を行った。1995年に漢陽大学の教授を定年退職した後、1999年まで、同大学の言論情報大学院待遇教授を歴任した。2000年末に脳出血で倒れ、回復後は著述活動を自制しながらも持続的な社会参加と進歩的発言を続け、対談形式の自叙伝『対話』(2005)…
任 軒永(著者):1941年、慶尚北道の義城生まれ。中央大学国語国文学科、同大学院を卒業した。1966年に『現代文学』から文学評論家として登壇し、1972年から1974まで中央大学などで講義をし、1974年の緊急措置の際に文学人事件で投獄された。『月刊読書』『ハンギル文学』『韓国文学評論』など、各文芸誌の編集主幹として働き、1979年から1983年まで「南民戦』事件で服役した。1998年に復権し、中央大学国語国文学科教授を経て、現在、民族問題研究所所長及び植民地歴史博物館館長、文学評論家としても活躍している。『韓国現代文学思想史』『変革運動と文学』など20冊余りの著書がある。
舘野 晳(翻訳):韓国関係の出版物の企画・執筆・翻訳・編集に従事。日本出版学会会員、K‐文学を読む会会員。中国大連生まれ。法政大学経済学部卒。著書:『韓国式発想法』(NHK出版)、共著書:『韓国の出版事情』(出版メディアパル)。編著書:『韓国・朝鮮と向き合った36人の日本人』『韓国の暮らしと文化を知るための70章』(明石書店)、翻訳書:『韓国の政治裁判』(サイマル出版会)、『分断時代の法廷』(岩波書店)、『ある弁護士のユーモア』(東方出版)、『がん患者はがんでは死なない』(情報センター出版局)、『哭きの文化人類学』(勉誠出版)、『朝鮮引揚げと日本人』(明石書店)、『韓国の文化遺産巡礼』(CUON)など。
二瓶 喜久江(翻訳):元、貿易促進団体勤務。K‐文学を読む会会員。法政大学文学部卒。共著書:『韓国の暮らしと文化を知るための70章』(明石書店)、『韓国・朝鮮の知を読む』(CUON)。

内容

1970、80年代、行動する言論人として軍事政権に果敢に立ち向かい、同時代の学生や知識人に最も影響を与えたジャーナリスト・知識人である李泳禧が、自らの人生と言論活動を振り返り、韓国民主化運動の軌跡を辿る。

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