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スウェーデンにおける野外保育のすべて~「森のムッレ教室」を取り入れた保育実践~
高見幸子,
光橋 翠
翻訳
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
1週間
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価格
\2,640(税込)
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発行年月 |
2019年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
14p,288p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/就学前教育・学校教育・生涯教育・家庭教育 |
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ISBN |
9784794811363 |
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商品コード |
1030910931 |
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NDC分類 |
376.123893 |
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基本件名 |
保育 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2019年11月5週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030910931 |
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著者紹介
エーバ・エングゴード(著者):ストックホルム大学准教授。大学の「子どもとユース学術研究所」勤務。「I Ur och Skur(雨の日も晴れの日も)野外就学前学校」の子どもたちを対象に、二つの異なった研究プロジェクトに取り組んでいる。どちらの研究も、自然環境における遊びと活動にフォーカスしている。
内容
森の国スウェーデンは環境先進国としても知られている。それゆえ、この国の子どもたちは、誰もが森で遊び、自然に親しんで育つと思われているのではないだろうか。しかしながら現代スウェーデンの大人たちは、自然の中で過ごすことが子どもの心身の発達によいと考えているにもかかわらず、子どもたちが自然とのコンタクトを失いつつあると思っている。その理由は以下の三つである。①都市化に伴い、近隣に緑地がなくなった。②大人が監視できない状態で子どもが遊ぶことは危険だと考えられている。③テレビやコンピュータなどの普及。
このような傾向に歯止めをかけるのにはどうしたらよいのだろうか。著者のエングゴード氏は、現在を生きる子どもが自然とかかわるためには、大人のあり方が大きく影響してくると言う。1900年代には子どもに簡単に伝えられていたことが、2000年代では熱意のある大人でないと伝えることができなくなったというのだ。
著者は、スウェーデンで60年前から人気を誇る自然環境教育プログラム「森のムッレ教室」の考えを基盤にして、30年前に開発された「雨の日も晴れの日も野外就学前学校」の保育実践を研究し、スウェーデン社会に対して解決策を提案している。日本においても、子どもの自然とのコンタクトがますます減少する状況にある。その一方でこの現状を変えようとする大人も増え、「森のムッレ教室」や「森のようちえん」の活動が盛んにもなってきている。「なぜ野外教育が必要なのか」という理論と、「では、どうすればよいのか」という実践の両方を紹介している本書は、日本でこれらの活動をさらに広めるうえで大きな助けとなるだろう。子どもたちを自然環境に誘いたいと思っている保育者だけでなく、保護者や行政の人たちをはじめとする多くの大人に読んでいただき、本書に書かれていることを実践・検証していただければと願う。(たかみ・さちこ ナチュラル・ステップ・ジャパン代表)