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美味しい進化~食べ物と人類はどう進化してきたか~

ジョナサン・シルバータウン  著

熊井ひろ美  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,640(税込)         
発行年月 2019年11月
出版社/提供元
合同出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 335p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学
ISBN 9784772695664
商品コード 1030947778
NDC分類 383.8
基本件名 料理-歴史
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2019年12月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2019/11/23
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030947778

著者紹介

ジョナサン・シルバータウン(著者):エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。
生態学と進化に関する多くの著書がある。
邦訳書は『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』、『生物多様性と地球の未来』(編著)など。
熊井ひろ美(翻訳):翻訳家。訳書はアンドリュー・ロウラー『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』、
アナリー・ニューイッツ『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』、
マイケル・R・ローズ『老化の進化論』など。

内容

◎料理の起源から、未来の食べ物まで。
 食べ物と人類はいかに進化してきたのか?◎

食べ物が人類を変え、人類が食べ物を変えた壮大な物語ーー

・ヒト族はいつ料理を始めたのか
・地球を移動した人類の大いなる旅の食料とは?
・穀物栽培はヒト遺伝子をどう変えたか
・味覚の好みはなぜ違うのか
・チーズの中で繰り広げられる競争と共生
・酒好きな酵母たちが旨いワインやビールをはぐくむ科学
・世界最古のデザートとは?
・・・・

美味しさにひそむ進化のドラマを、著名な進化生態学者が明かします。

★ 驚嘆すべき素晴らしい読み物ーー『ネイチャー』
★ 食いしん坊の食通にも、味わうべき発見をもたらす
 ーー『サイエンティフィック・アメリカン』
★ 人類の食の進化にまつわる贅沢な読書体験
 ーーリチャード・ランガム(ハーバード大学教授、『火の賜』の著者)

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::目次::

第1章 進化美食学 ◎ ダーウィンとディナーをご一緒に
第2章 料理 ◎ ヒト族はいつ料理を始めたのか
第3章 貝 ◎ 人類の大いなる旅の食料
第4章 パン ◎ 穀物の栽培が変えたヒト遺伝子
第5章 スープ ◎ 味を感じる「鍵穴」と失われた味覚
第6章 魚 ◎ 風味の決め手となる遺伝子
第7章 肉 ◎ 野生動物が家畜になるとき
第8章 野菜 ◎ 多様性と進化の戦い
第9章 ハーブとスパイス ◎ 毒になるのに美味しいわけ
第10章 デザート ◎ 甘い罠
第11章 チーズ ◎ 最も人工的な食べ物
第12章 ワインとビール ◎ 酒好きな酵母たちの物語
第13章 祝宴 ◎ 狩りの獲物を分け合うことから
第14章 未来 ◎ 持続可能な食べ物の進化とは?

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::著者:: ジョナサン・シルバータウン
エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。
生態学と進化に関する多くの著書がある。
邦訳書は『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』、『生物多様性と地球の未来』(編著)など。

::訳者:: 熊井ひろ美
翻訳家。訳書はアンドリュー・ロウラー『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』、
アナリー・ニューイッツ『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』、
マイケル・R・ローズ『老化の進化論』など。

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