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<未来像>の未来~未来の予測と創造の社会学~

ジョン・アーリ  著

吉原 直樹, 高橋 雅也, 大塚 彩美  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,860(税込)         
発行年月 2019年10月
出版社/提供元
作品社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 297p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784861827822
商品コード 1031118767
NDC分類 304
基本件名 未来論
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年12月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031118767

著者紹介

ジョン・アーリ(著者):1946〜2016年。ロンドン生まれ。英国の社会学者。ランカスター大学社会学科教授、英国王立芸術協会のフェロー等を務めた。著書に「モビリティーズ」「オフショア化する世界」など。

内容

「今こそ社会科学は、〈未来〉を考える時である…」
ジョン・アーリ遺作

新たな社会科学のパラダイムを切り開いた
“アーリ社会学”の最後の課題は
〈未来〉だった!

ジョン・アーリは、2015年、ランカスター大学に「社会未来研究所」を設立し責任者となり、人生の最後の時間を“未来研究”にかけ、翌年の2016年に亡くなった。
本書は、その最後の研究成果として結実したものである。


 社会科学は、これまで〈未来〉について論じることから逃げてきた。
 未来については、技術決定論が幅を利かせ、社会科学がまともに取り扱ってこなかった。しかし、国家や企業、技術者に委ねてすむ問題ではない。さまざまな“社会的未来像”が、現在の人々の生活を決定づけている。そして今、多くの人々が、より良きそれを求めている。未来像を予測するのに適した理論や研究は、社会科学にも数多く存在する。われわれは、それらを検証し、再び“社会的未来像”を展開させなくてはならない。
 今こそ〈未来〉を考える時であり、社会科学は機を逸してはならない。(序章より)

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