ガラスの蜂
阿部 重夫,
谷本 愼介
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,080(税込)
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発行年月 |
2019年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
318p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/ドイツ文学 |
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ISBN |
9784803803679 |
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商品コード |
1031202709 |
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NDC分類 |
943.7 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031202709 |
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著者紹介
エルンスト・ユンガー(著者):1895〜1998年。ドイツの思想家、小説家、ナチュラリスト、軍人。日記、エッセイ、小説など旺盛な執筆活動で82年ゲーテ賞を受賞。著書に「労働者」「大理石の断崖の上で」など。
内容
ドローンが赤く光った。
殺意か警告か――不気味な羽音とともに無数に湧きだす透明な〈幽体〉の軍団。
大戦敗北の屈辱に、ドイツ軍の精鋭が幻視した黙示録は、現代の恐怖となる。
2つの世界大戦を通して地獄を見たドイツ最高峰の知性「20世紀のゲーテ」が、およそ半世紀以上も前に《現代のディストピア》を幻視していた!
ユンガーは第一次大戦に出征、死屍累々の惨状からナチス台頭を予見し、第三帝国では森に隠遁して昆虫採集に明け暮れ、戦時はヒトラー暗殺計画の国防軍幹部に宛て極秘回覧文書を起草した。見るべきほどのことは見つ。戦後に洞察したのは恐るべきオートマトン(自動機械)の未来だった。
本書は「ガラスの蜂」全訳に、詳細な訳注(全269項目90ページ)、物語の背景や現代的意義を説く解説「ドローンはSeyn(存在)の羽音を鳴らす」を付す。