丸善のおすすめ度
タイ民主化と憲法改革~立憲主義は民主主義を救ったか~(地域研究叢書 39)
京都大学東南アジア地域研究研究所
編
|
在庫状況
お取り寄せ
|
お届け予定日
1週間
|
|
|
価格
\4,070(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2020年01月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
12p,379p |
---|
大きさ |
23cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
---|
|
|
ISBN |
9784814002535 |
---|
|
商品コード |
1031224244 |
---|
NDC分類 |
312.237 |
---|
基本件名 |
タイ(国名)-政治・行政 |
---|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2020年02月4週 |
---|
|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031224244 |
---|
著者紹介
外山 文子(著者):三重県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。筑波大学大学院人文社会学研究科准教授。京都大学博士(地域研究)。専門はタイ政治、比較政治学。
内容
タイの近代政治は苦難の歴史であった。立憲革命以降,実にクーデターが13回,その都度憲法が破棄され新憲法が制定された。本来,立憲主義は民主主義の「質」を高めるために導入されるはずである。しかし新興国では,それが大衆による政治的要求を抑え込むために導入されている。大衆のパワーが既得権益層の危機感を煽り,「立憲主義」の名を借りて強化された司法が民主主義を脅かしているのである。立憲主義を謳って制定された憲法が民主主義を破壊する,現代政治のパラドックスを鋭く抉り出す。