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平安朝物語文学とは何か~『竹取』『源氏』『狭衣』とエクリチュール~(MINERVA歴史・文化ライブラリー 36)

神田 龍身  著

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価格 \5,500(税込)         
発行年月 2020年02月
出版社/提供元
ミネルヴァ書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 16p,439p,6p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784623087884
商品コード 1031389693
NDC分類 913.3
基本件名 物語文学-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年03月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031389693

著者紹介

神田 龍身(著者):*2020年2月現在
学習院大学文学部日本語日本文学科教授

内容

既成の平安朝文学像を一新
「書かれた物語」というパラドックスに肉薄…
エクリチュール一本で物語文学史を踏破する。

日本古典文学の原点である平安朝物語文学をどのように捉えればよいのか。物語があくまで口承性を標榜しているにもかかわらず、自らが「書かれた物語」として生成されているという現実を前にして、物語自身がどのような批評的スタンスをとっているのか。本書では、「物語の出で来はじめの祖」たる『竹取物語』を範としつつ、『源氏物語』から『狭衣物語』へと至る物語文学史の系譜において、このパラドックスの変容過程を解明する。

目次