パレスチナ/イスラエル論
早尾 貴紀 著
著者紹介
内容
目次
まえがき 第Ⅰ部 国家主権とディアスポラ思想 第一章 ディアスポラと本来性 ――近代的時空間の編制と国民/非国民 第二章 バイナショナリズムの思想史的意義 ――国家主権の行方 第三章 オルタナティヴな公共性に向けて ――ディアスポラの力を結集する 第Ⅱ部 パレスチナ/イスラエルの表象分析 第四章 パレスチナ/イスラエルにおける記憶の抗争 ──サボテンをめぐる表象 第五章 パレスチナ/イスラエルの「壁」は何を分断しているのか ――民族と国家の形を示す五つのドキュメンタリー映像 第六章 パレスチナ/イスラエルにおける暴力とテロリズム 第Ⅲ部 歴史認識 第七章 イスラエルの占領政策におけるガザ地区の役割とサラ・ロイの仕事 第八章 ポスト・シオニズムとポスト・オリエンタリズムの歴史的課題 第九章 イラン・パペのシオニズム批判と歴史認識論争