中世法書と明法道の研究
長又高夫 著
内容
目次
序 言 第一部 法書の基本的性格 第一章 「法曹至要抄」の基礎的研究 第二章 「裁判至要抄」の成立をめぐって ―「法曹至要抄」との関係を中心にして― 第三章 法書「明法條々勘録」の基礎的研究 第二部 法書に見る中世法の法理 第四章 「和与」概念成立の歴史的意義 ―「法曹至要抄」にみる法創造の一断面― 第五章 中世法書における悔還の法理について 第六章 「越訴」の語義をめぐる一考察 ―公家法と武家法との関係から― 第三部 家学の形成と明法道 第七章 中世初期の明法道について 第八章 院政期明法学説の形成 第九章 明法博士官歴攷 結 言 初出一覧 索 引 英・仏文要旨