KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

言語伝承と無意識~精神分析としての民俗学~

岡安 裕介  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \3,520(税込)         
発行年月 2020年04月
出版社/提供元
洛北出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 395p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学
ISBN 9784903127293
商品コード 1031535363
NDC分類 380.1
基本件名 民俗学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年05月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031535363

著者紹介

岡安 裕介(著者):1976年生。北海道大学文学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都大学人文科学研究所及び国際高等教育院非常勤講師。専門は精神分析、民俗学。論文に、「『死者の書』に描かれた幻想――千と一体の仏像と日本人」(2019年、『I. R. S. ジャック・ラカン研究』18号)など。

内容

 無意識、過去の生活の影の如きもの――。
 「心はいかに伝承されるのか」、「その世代間の伝達の仕組みとは」……。
 柳田國男、折口信夫、フロイト、レヴィ=ストロース、ラカンを経て析出した「言語伝承の図式」を手がかりに、日本文化に通底する特性が、本書において、鮮やかに構造分析されている。
【目 次】
序 論
第1章 精神分析と日本民俗学との思想的交錯
第2章 心はいかに伝承されるのか
第3章 柳田國男から折口信夫へ受け継がれしもの
第4章 構造人類学の導入
第5章 魂の贈与論
第6章 日本という言語空間における無意識のディスクール
第7章 貴種流離譚考
結 論
参考文献/あとがき/索 引

目次