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日清戦争論~日本近代を考える足場~(“本の泉社”転換期から学ぶ歴史書シリーズ)

原田 敬一  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,750(税込)         
発行年月 2020年04月
出版社/提供元
本の泉社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 268p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784780719680
商品コード 1031626232
NDC分類 210.65
基本件名 日清戦争(1894〜1895)
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年06月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031626232

著者紹介

原田 敬一(著者):1948年岡山市生まれ、大阪大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科(博士課程)修了、博士(文学)
著書:『日本近代都市史研究』(思文閣出版)、『国民軍の神話』(吉川弘文館)、『帝国議会誕生』(文英堂)、『日清・日露戦争』(岩波新書)、『日清戦争』(吉川弘文館)、『兵士はどこへ行った』(有志舎)、『「坂の上の雲」と日本近現代史』(新日本出版社)、『戦争の終わらせ方』(新日本出版社)など

内容

歴史は司馬遼太郎では語れない
近代日本が踏み込んだ
日清戦争(1894年)からの50年戦争。
知ることが認識になる

〜 〜 〜 〜 〜

〈日清戦争〉は単なる〈戦争の記憶〉の一つである。しかしそれ以上でもある。近代日本が最初に取り組んだ対外戦争だから。首相伊藤博文や外相陸奥宗光は何を考えて、戦争に踏み切ったのか。日本の軍隊は外国でどのように戦ったのか。本書はそこには焦点をあてず、長いスパンで日本の戦争を捉え直す第Ⅰ部、日清戦争を受けとめた国民を考察した第Ⅱ部、日清戦後の日本を述べた第Ⅲ部の構成とした。その意味では本書はいわゆる〈司馬史観〉への反論である。(「プロローグ」より抜粋)

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