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<美しい本>の文化誌~装幀百十年の系譜~

臼田 捷治  著

 品切
   
価格 \3,300(税込)         
発行年月 2020年04月
出版社/提供元
Book&Design
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 318p 図版16p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/総記/総記/書誌・出版
ISBN 9784909718037
商品コード 1031655828
NDC分類 022.57
基本件名 装丁-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年06月1週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2020/05/31、日本経済新聞 2020/06/20、朝日新聞 2020/06/27、読売新聞 2020/07/05
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031655828

著者紹介

臼田 捷治(著者):1943年、長野県生まれ。『デザイン』誌(美術出版社)編集長などを経て1999年からフリー。グラフィックデザインと現代装幀史、文字文化分野の編集協力および執筆活動に従事。おもな著書に『装幀時代』(晶文社)、『現代装幀』(美学出版)、『装幀列伝 本を設計する仕事人たち』『杉浦康平のデザイン』(ともに平凡社新書)、『工作舎物語 眠りたくなかった時代』(左右社)、編著に『書影の森 筑摩書房の装幀1940ー2014』(みずのわ出版)などがある。日本タイポグラフィ協会顕彰 第十九回佐藤敬之輔賞を受賞。

内容

(Amazonから購入できない場合は、出版元Book&Designの直販サイトから
https://bookdesign.theshop.jp/
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夏目漱石『吾輩は猫である』以降、約110年間に日本で刊行されてきた、美しい本350冊を振り返り、ブックデザインの変遷について書かれた本です。

ベストセラーや話題になった装幀のほか、村上春樹『ノルウェイの森』など著者による装幀、恩知孝四郎や芹沢銈介など工芸家による装幀、文化人や編集者による装幀を紹介。書籍で使われてきた用紙や書体に至るまで、あらゆる角度から近現代の装幀について解説しています。著者は『装幀時代』『現代装幀』『装幀列伝』『工作舎物語』など、装幀に関する書籍を多数執筆している臼田捷治氏。

日本の造本文化を支えてきた装幀家、著者、編集者らの仕事でたどる日本近代装幀史の決定版です。

[目次]
第一章:日本の装幀史を素描する
第二章:目も綾な装飾性か、それとも質実な美しさか
第三章:様式美を支える版画家装幀と〈版〉の重みと
第四章:装幀は紙に始まり紙に終わるー書籍のもとをなす〈用紙〉へのまなざし
第五章:〈装幀家なしの装幀〉の脈流ー著者自身、詩人、文化人、画家、編集者による実践の行方
第六章:タイポグラフィに基づく方法論の確立と 書き文字による反旗と
第七章:ポストデジタル革命時代の胎動と身体性の復活と
・人名リスト
・書籍名索引

目次