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里山の地衣類ハンドブック
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
1週間
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価格
\1,980(税込)
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発行年月 |
2020年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
136p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/植物学 |
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ISBN |
9784829981559 |
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商品コード |
1031688839 |
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NDC分類 |
474.9 |
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基本件名 |
地衣類 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2020年07月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031688839 |
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著者紹介
柏谷博之(著者):1944年兵庫県生まれ。広島大学大学院博士課程修了。理学博士。国立科学博物館名誉研究員。元東京大学大学院理学系研究科教授。地衣類研究会会長、絶滅危惧植物・移入植物専門第二委員会委員長(日本植物分類学会)を歴任。専門は植物・菌類の系統分類学。主にムカデゴケ科やカラタチゴケ科の地衣類を研究対象にして南極大陸、パプアニューギニア、カンボジア、韓国、メキシコ、南米、スバールバル諸島などで調査を行ってきた。著書に『多様性の植物学(共著)』(東京大学出版会)『図解微生物学ハンドブック(共同執筆)』(丸善)『地衣類のふしぎ』(ソフトバンク クリエイティブ)など。
大村嘉人(著者):1970年静岡県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士後期課程修了。博士(理学)。国立科学博物館植物研究部研究主幹。地衣類研究会幹事。日本国内のみならずアジア地域を対象に地衣類調査の旅に頻繁に出かけている。特にサルオガセ属の分類が専門。社会の中に地衣類を位置づけるために、大気汚染などの社会問題と関連する研究も積極的に行い「地衣類の地位向上」を目指している。著書に『街なかの地衣類ハンドブック』(文一総合出版)など。
文 光喜(著者):1957年韓国京畿道生まれ。1997年韓国淑明女子大学大学院博士課程修了。理学博士。韓国国立生物資源舘共同研究員。専門は植物・菌類の系統分類学。主に広義のウメノギゴケ属を研究対象にして、ハワイ諸島、カンボジア、日本、中国、ロシアなどで地衣類の調査を実施してきた。翻訳書に柏谷博之著『地衣類のふしぎ』(韓国語訳、ジオブック)、Purvis、O.W. 『Lichens』(韓国語訳、ジオブック)など。
内容
謎に満ちたおもしろい生きもの'地衣類’を見つけよう!
大好評『街なかの地衣類ハンドブック』の続編第2弾!
里山(海岸~低山地の市街地を除く地域)で見られる地衣類(菌類と藻類の共生体)156種がわかるフィールド図鑑です。
各種に美しい写真と見分け方、野外での識別ポイント、特徴を解説、可能な限り絵合わせで名前の当たりをつけられるよう工夫しました。珍しい生きもの好きに最適です。
きのこなどの菌類と、よく池を緑色に濁らせる藻類が共生した不思議でユニークな生物「地衣類」。
地衣類を正確に識別するのためには化学成分を調べたり、顕微鏡で胞子を観察したりするなど、ちょっとハードルが高いのですが、本書では野外で可能な限り絵合わせで名前が調べられるよう写真に力を入れました。また生育環境や野外での識別ポイントにも触れ、フィールドで楽しむことに主眼を置いています。まずは気軽に「この地衣類は○○○○○の仲間かな?」ぐらいから始めるだけでも謎解きのようで楽しめます。もちろん、正確な名前を知りたい場合は家庭で実験が行えますので、化学成分も記しています。その点は最初難しく思えるかもしれませんが、色や形、生態を観察するだけでも「身近にこんなに不思議で多様な生きものがいたのか」と驚くことでしょう。
・環境指標となるウメノキゴケ類を多数紹介
・学名など分類は最新のチェックリストに準拠
・著者は地衣類の分類を専門とする日本では数少ない研究者
・写真はすべて著者自ら撮影・同定
・『街なかの地衣類ハンドブック』の続編となる生育環境別シリーズ第2弾