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軍事研究と大学とわたしたち(戦争社会学研究 vol.4)

戦争社会学研究研究会  編
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価格 \3,080(税込)         
発行年月 2020年05月
出版社/提供元
みずき書林
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 235p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/工学一般/工学一般
ISBN 9784909710123
商品コード 1031728378
NDC分類 507
基本件名 科学技術倫理
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年07月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031728378

内容

「軍事研究の抑止力であったはずの「学問の自由」「大学の自律性・自立性」は、二一世紀に入って、じわじわと浸蝕されてきたことが、明らかになりつつある」(井野瀬久美惠)

「日本では敗戦後、軍事研究に戦時中に取り込まれたことに反対し「もうしない」という立場の声明を出している。アメリカの場合は、それを科学の成果として誇ってきた」(喜多千草)

「「戦時」と「平時」が溶け合うような状況で、軍事と民事を分けられるのか。何らかの歯止めとなるような理念や土台の共有が求められている」(山本昭宏)


近年、再び学術と軍事が接近しつつある――
多様化・複雑化する学術と軍事の結びつきに対して、大学・研究者はいかに学問の自由を守り、自立・自律するか。
「学術の軍事化」への警鐘を鳴らす。

目次