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新しい語用論の世界~英語からのアプローチ~

ジョナサン・カルペパー, マイケル・ホー  著

椎名美智, 加藤重広, 滝浦真人, 東泉裕子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \5,500(税込)         
発行年月 2020年07月
出版社/提供元
研究社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 18p,386p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/英語
ISBN 9784327401733
商品コード 1031861744
NDC分類 830.1
基本件名 英語学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年08月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031861744

著者紹介

ジョナサン・カルペパー(著者):(Jonathan Culpeper)[ランカスター大学教授]
マイケル・ホー(著者):(Michael Haugh)[クイーンズランド大学教授]
椎名美智(翻訳):宮崎県生まれ。お茶の水女子大学卒業、エジンバラ大学大学院修士課程修了、ランカスター大学博士課程修了(Ph.D)、放送大学大学院博士課程修了(学術博士)。現在、法政大学教授。編著書に、『歴史語用論入門』(大修館書店)、『歴史語用論の世界』(ひつじ書房)ほか。翻訳に、レイモンド・ウィリアムズ著『完訳キーワード辞典』(平凡社)ほか。
加藤重広(翻訳):青森県生まれ。東京大学文学部言語学科、同大学院言語学専攻修了。博士(文学)。現在、北海道大学文学研究院教授。前・日本語用論学会長。主著に、『日本語修飾構造の語用論的研究』(ひつじ書房)、『言語学講義』(筑摩書房)、『はじめての語用論』(研究社、澤田淳と共編著)。
滝浦真人(翻訳):岩手県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士(北海道大学)。現在、放送大学教授。日本語用論学会長。著書に、『ポライトネス入門』(研究社)、『日本語は親しさを伝えられるか』(岩波書店)ほか、編著書に、『語用論研究法ガイドブック』(ひつじ書房)ほか。
東泉裕子(翻訳):北海道生まれ。獨協大学大学院外国語学研究科博士後期課程英語学専攻、単位取得満期退学。博士(英語学)。現在、青山学院大学非常勤講師、明治大学兼任講師。著書に From a Subordinate Clause to an Independent Clause (Hituzi),共編著に Journal of Historical Pragmatics 17.2 (Special Issue) (John Benjamins) など。

内容

イン/ポライトネス研究の現在を牽引するカルペパー&ホーによる語用論概説

レヴィンソン、リーチ以後の語用論研究を牽引する気鋭の学者による語用論概説。英米流と大陸流の融合をはかる統合的語用論の観点から語用論研究の現在を整理する。その一方で、標準英語の用例のみで語用論一般を語ってしまうことの危険性を意識化し、諸英語の語用論への視点も提示する。随所に設けられたコラムも魅力的で、本文での議論を通時的、通言語的な観点から相対化、多元化する。〈統合〉と〈変異〉の両面を押さえた新しい語用論の世界。2014年刊行の Pragmatics and the English Language の全訳。

〈目次〉
第1章 イントロダクション
第2章 指示語用論
第3章 情報語用論
第4章 語用論的意味I
第5章 語用論的意味II
第6章 語用論的行為
第7章 対人語用論
第8章 メタ語用論
第9章 結論

目次