異論排除に向かう社会~トランプ時代の負の遺産~
ティモシー・ジック, 城野 一憲 著
内容
目次
謝辞 序 章 トランプ時代 自由な報道機関と言論に対する挑戦 話者および対象としての大統領 各章の要約 第一章 自由で独立したプレス 大統領とプレスへの「戦争」 自由で独立したプレスの憲法的基盤 修正一条の「プレス」の権利 プレスの自由への法的な支援と法的でない支援 必要だが不完全なプレス 修正一条の「中心的意味」 プレスの維持 第二章 煽動 トランプ時代における煽動、政府転覆、不忠実 建国初期における煽動的文書名誉毀損 戦争と国際紛争の時代における煽動と不忠実 不忠実と異論 修正一条と煽動 煽動、異論、民主主義の試み 第三章 反正統性原理 国旗、忠誠、信仰 憲法の「恒星」 正統性の棺 正統性と異論 第四章 パブリック・フォーラム トランプ時代における公的な抗議と異論 異論の民主化 パブリック・フォーラム 「パブリック・フォーラム」を管理する パブリック・フォーラムの維持 パブリック・フォーラムにおける抗議と異論 デジタルな異論 第五章 「ヘイトスピーチ」への対処 トランプ時代におけるヘイトスピーチ 「ヘイトスピーチ」入門 「ヘイトスピーチ」と危害 なぜ「ヘイトスピーチ」を保護するのか? 政府によるヘイトスピーチの持つ特別な問題 第六章 異論 異論とトランプ時代 異論と民主主義 異論の社会的な利益 管理されすぎた異論 真実と異論 異論の文化を創出・維持すること 訳者 あとがき 各章注