花森安治選集<2> ある日本人の暮し
花森 安治 著
内容
目次
序章 山村の水車小屋で ある未亡人の暮し ある青春 Ⅰ章 もはや「戦後」ではない筈なのに 1954〜57年 かつぎや 三十娘と未亡人 大学出の小使さん しあわせのうた 大部屋という名の女優 駅長さんはお人よし Ⅱ章 所得倍増?│声なき声 1958〜60年 ぼくは新聞記者 しかし、私たちも明るく生きてゆく ぴーぴぃのおっさん 人われを税吏と呼ぶ 共かせぎ落第の記 ランプの宿の宿六 特攻くずれ とうふやのラッパ 自転車の上の本屋 Ⅲ章 上を向いて 涙がこぼれるから 1961〜63年 富士山の見えるちいさな百貨店 にいてんご術 伊深しぐれ縁起 3人と1人と20人のこども 棟梁と妻と息子と 日本のなかのアメリカのなかの日本人 漢文と天ぷらとピアノと 走れ新ちゃん Ⅳ章 ああ、国よ。日本の国よ。 1965〜68年 本日開館休業 千葉のおばさん 男の仕事とはなにか 桶屋二代 Ⅴ章 「日本紀行」より KOBE 山のむこうの町 水の町 解説 河津一哉 編集者、元『暮しの手帖』編集部員(1957〜83年在籍) ﹇資料﹈花森安治の主な仕事と作品年譜・1954〜68年 戦後日本の家計収支と主な物価の推移