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思考する教室をつくる概念型カリキュラムの理論と実践~不確実な時代を生き抜く力~

H・リン・エリクソン, ロイス・A・ラニング, レイチェル・フレンチ  著

遠藤 みゆき, ベアード 真理子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,740(税込)         
発行年月 2020年09月
出版社/提供元
北大路書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 19p,246p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/教科教育学
ISBN 9784762831201
商品コード 1031988920
NDC分類 375.1
基本件名 学習指導
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2020年10月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031988920

著者紹介

H・リン・エリクソン(著者):教育学博士。学校や地区で「概念型カリキュラムの指導」の設計と実施を支援する独立コンサルタント。過去20年,学力基準と国家の教育要件に合わせた授業と学校区レベルのカリキュラム設計で,K-12 の教師や管理職者と幅広く仕事をしてきた。また,国際バカロレア機構が中等教育プログラムのプロジェクト‘The Next Chapter’では開発コンサルタントを務めた。
ワシントン州エバレット在住。
ロイス・A・ラニング(著者):教育コンサルタント。国内外と州レベルの地区において,リテラシーの分野や「概念型のカリキュラムと指導」の設計について紹介し,協力を行ってきた。著作多数。幼稚園から12年生までを対象とした読書コンサルタント,普通教育および特殊教育の教師,小学校校長,地区カリキュラムディレクター,非常勤教授,公立学校での12年にわたる副学園長としてのキャリアをもっている。
コネチカット州ウェストハートフォード在住。
レイチェル・フレンチ(著者):フランクフルトインターナショナルスクール,PYPコーディネーター。教育学修士。
南アメリカ,アフリカ,ヨーロッパ,オセアニアの学校で働いた経験豊富な国際教育者で,リン・エリクソンとロイス・ラニングの認定独立コンサルタント,プレゼンター,トレーナーである。また,インターナショナルスクールが優れた教職員研修を利用できるよう支援するために設立されたプロフェッショナルラーニングインターナショナル(PLI)のディレクターを務める。
ドイツ オーバーウルゼル在住。
遠藤 みゆき(翻訳):国内外の中等教育・高等教育の教員を経て,現在関西学院大学にて国際バカロレア(IB)教員養成プログラムディレクター,准教授。従来型の教育経験者としての立場から21世紀型能力を支援する教育に取り組んでいる。IB公認のワークショップリーダー。リン・エリクソンとロイス・ラニングの「概念型のカリキュラムと指導」公認トレーナー兼プレゼンター。
ベアード 真理子(翻訳):翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒。英国バーミンガム大学にて応用言語学の修士号を,英国サウサンプトン大学にて社会言語学の博士号を取得した。国際バカロレア機構のグローバルセンター(英国,カーディフ)にて「言語と文学」の科目マネージャーを務めたのち,翻訳家として独立。これまで教育関係の文書の翻訳をおもに手がけている。

内容

鈴木寛 氏(元文部科学副大臣,東大・慶大教授)推薦!!!
「新学習指導要領のベースにある考えを完全理解できる必読の書。」

新学習指導要領が目指す,AI時代を生き抜くための資質・能力とは? またその育成方法はどうあるべきか? 文科省が推進する国際バカロレアも取り入れている「概念型カリキュラム」について,単元設計から評価まで解説。学習者が事実だけでなく,批判的・創造的思考を獲得できる指導法を具体的に紹介。
【主な目次】
1章 思考する教室
授業風景
 脳のはたらき
 相乗的思考
 知力の発達
 教科特有の思考方法と実践方法
 思考する教師と生徒
2章 「知識の構造」と「プロセスの構造」
 知識の構造
 プロセスの構造
 教育者のためのパラダイムシフト
 学年ごとの概念的理解の形成
3章 概念型の指導単元を設計する
学際的単元と教科専門単元の設計
 概念型単元を設計するためのステップ
 トピック型単元と概念型単元の比較
 単元マップを理解する
 学年とともに進む概念的理解
 アクティビティー vs. 理解を測るための評価課題
 単元の設計に関するQ&A
 演繹的指導と帰納的指導
4章 概念型の授業における探究学習
 探究学習
 概念型授業の設計:問題とその解決策
 社会科と国語の学際的授業案
 授業をより概念型のものにするにはどこから始めたらよいか
5章 概念型教師の成長と自己評価
 教師の態度と信念
 成長する概念型教師のルーブリック
 概念型授業において一人ひとりをいかすには
 誤解を紐解く

目次