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復職支援の心理療法~グループにおける異質性との出会い~(箱庭療法学モノグラフ 第13巻)

長堀 加奈子  著

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価格 \3,960(税込)         
発行年月 2020年10月
出版社/提供元
創元社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,183p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/社会医学/労働・産業衛生学
ISBN 9784422117478
商品コード 1032281212
NDC分類 498.8
基本件名 労働衛生
本の性格 学術書/実務向け
新刊案内掲載月 2020年11月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032281212

著者紹介

長堀 加奈子(著者):長堀加奈子(ながほり・かなこ)1983年、東京都生まれ。2016年、上智大学大学院総合人間科学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、上智大学総合人間科学部心理学科特任助教。博士(心理学)。臨床心理士。公認心理師。専門は臨床心理学。論文に「“新型うつ”の特徴を有した自己表現に課題を抱える青年との復職支援のためのグループセラピーにおける事例」(青年期精神療法,14(1),121-130,2018年)、「精神疾患に対する復職支援研究の動向――集団に焦点を当てて」(共著,上智大学心理学年報,43,23-32,2019年)、「復職を目指す男性とのコンバインドセラピー――夢を通じて感情に触れるまでと中断」(箱庭療法学研究,32(1),51-61,2019年)、「復職支援の心理療法――異質性とグループに着目して」(学位論文,2020年)など。

内容

うつ病による休職者の増加に伴い社会復帰のための心理的支援が求められるようになり、現在ではグループ介入も数多く行われている。本書では「異質性」という分析心理学の概念に着目し、グループサイコセラピーにおいて、自分にとって異質なものと出会い、関わることが、復職支援においていかなる意義を持つのか、個人療法・グループサイコセラピーの事例および参加者へのインタビュー調査を通じ、多角的な視点でその可能性に迫る。

目次