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ロールシャッハ法による精神病現象の査定~理論的・概念的・実証的発展~
小嶋 嘉子
翻訳
馬場 禮子,
吉村 聡
監修
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\9,350(税込)
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発行年月 |
2020年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,317p |
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大きさ |
27cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患 |
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ISBN |
9784422117430 |
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商品コード |
1032281264 |
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NDC分類 |
493.72 |
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基本件名 |
精神医学 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2020年11月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032281264 |
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著者紹介
ジェームズ・H・クレーガー(著者):メリーランド州ベセスダでプライベートプラクティスを実践する心理学者・精神分析家。パーソナリティアセスメント協会のフェローであり、臨床パーソナリティ査定心理学Clinical and Personality Assessment Psychologyの認定を受けている。また、『思考活動の障害とロールシャッハ法』(1999)を著し、『精神病の査定――臨床家のためのガイド』の責任著者でもある。いずれもラウトレッジ社から上梓されている。
小嶋 嘉子(翻訳):東京都立大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学、修士(心理学)。現在、明星大学心理学部特任准教授。臨床心理士、公認心理師。
馬場 禮子(監修):慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修了。東京都立大学人文科学部教授、放送大学教授、山梨英和大学人間文化研究科臨床心理学教授などを経て、現在、中野臨床心理研究室。医学博士、臨床心理士。ロールシャッハ法に関する著書に、次のようなものがある。『精神力動論――ロールシャッハ解釈と自我心理学の統合』(小此木啓吾との共著)医学書院, 1972年〔新版:金子書房, 1989年〕『境界例――ロールシャッハテストと精神療法』岩崎学術出版社, 1983年『ロールシャッハ法と精神分析――継起分析入門』岩崎学術出版社, 1995年〔改訂版:1999年〕『心理療法と心理検査』日本評論社, 1997年『力動的心理査定――ロールシャッハ法の継起分析を中心に』(編著)岩崎学術出版社, 2017年
吉村 聡(監修):早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学理工学部助手、東北大学教育学研究科講師を経て、現在、上智大学総合人間科学部教授。博士(文学)、臨床心理士、公認心理師。主な著書は以下のとおり。『ロールシャッハテストの所見の書き方――臨床の要請にこたえるために』(加藤志ほ子との共編)岩崎学術出版社,2016年『心理検査を支援に繋ぐフィードバック――事例でわかる心理検査の伝え方・活かし方[第2集]』(分担執筆)金剛出版,2016年
内容
ロールシャッハ法は、医療現場で用いられることの多い心理検査のひとつ。そんなロールシャッハ法にしばしば求められるのが、精神病者の鑑別診断への協力だ。本書は、ロールシャッハ法の王道でありながらも非常に困難だとされている精神病の査定について、さまざまな角度から詳しく解説した専門家必携の一冊である。
【本書の特徴】
・鑑別診断の実践に役立つ知識を提供
ロールシャッハ法の鑑別診断において、もっとも重要かつ高度な専門性が求められる精神病の鑑別に特化。各理論や技法の信頼性だけでなく、その限界についても丁寧に検討されている。
・膨大な研究知見に基づき、幅広い領域をカバー
特定の立場に偏ることなく、膨大な研究知見をわかりやすくまとめた前著のスタイルを踏襲。各章末に収められた参考文献は圧巻の量で、古典から最新のものまでをカバー。狭義の精神病だけではなく、貧困例や一過性のもの、児童/青年期のもの、詐病にまで触れられており、さまざまな症例に対応している。