丸善のおすすめ度
和菓子 伝統と創造~何に価値の真正性を見出すのか~ 補訂版(文化とまちづくり叢書)
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\2,750(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2020年09月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
230p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/理工学/機械工学/製造工学 |
---|
|
|
ISBN |
9784880654867 |
---|
|
商品コード |
1032308921 |
---|
NDC分類 |
588.36 |
---|
基本件名 |
和菓子 |
---|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2020年10月4週 |
---|
|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032308921 |
---|
著者紹介
森崎 美穂子(著者):大阪市立大学大学院創造都市研究科博士後期課程終了。博士(創造都市)。大阪市立大学大学院創造都市研究科客員研究員。現代まで受け継がれてきた伝統的な食文化、とりわけ和菓子に注目し、その地域資源としての活用を研究テーマとしている。現在は、食文化と地域農業をテーマとした観光振興について日仏比較研究を実施中。著書に『東海の和菓子名店』(ぴあ、共著)がある
内容
豊かな自然と暮らしの営みとともに発展してきた和菓子。創業数百年の老舗の職人が作る茶席用、贈答用の和菓子。家庭で作られる「おはぎ」や工業的な大量生産による和菓子。異なる業界とのコラボレーションや作家・アーティストとしての職人の登場など、和菓子価値は多様化している。
本書では和菓子の行事食としての側面、現在の消費額や生産量などについてデータを分析し、京菓子を例に老舗の伝統と優れた品質を構築する背景を明らかにする。そして「和菓子の新しい価値の登場」について近年の和菓子のアート化、和菓子とデザインのコラボレーション、和菓子イベントといったプロジェクトによる新たな需要の創出を紹介。さらに海外から見た和菓子の価値と消費動向を「とらや パリ店」の取材などから考察する。
本書は農産品の価値づけに多くの研究蓄積があるフランスの「コンヴァシオン理論」を基に和菓子の多様な価値を統一的に説明。和菓子の経済的そして社会的、文化的といった様々な価値づけを分析し、伝統から創造産業へ向かう和菓子の新しい価値の発信と、海外における和菓子とその根底にある日本文化の理解を深めるための最新刊。