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「移民の国アメリカ」の境界~歴史のなかのシティズンシップ・人種・ナショナリズム~
小田 悠生
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\6,930(税込)
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発行年月 |
2021年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
460p,104p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/労働経済・人口 |
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ISBN |
9784560097953 |
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商品コード |
1032507678 |
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NDC分類 |
334.453 |
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基本件名 |
移民・植民-歴史 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年02月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032507678 |
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著者紹介
メイ・M・ナイ(著者):コロンビア大学歴史学部教授。シカゴ大学歴史学部を経て現職。専門はアメリカ史、移民研究、シティズンシップ研究。19世紀以来の移民史から、現代の移民まで深い知見を持つアメリカの移民研究の第一人者である。近年は北米、オーストラリア、南アフリカにまたがるトランスナショナルな歴史研究を展開している。
小田 悠生(翻訳):中央大学商学部准教授。コロンビア大学歴史学研究科博士課程修了(Ph.D.)。専門はアメリカ史、移民研究。著書にGenerations: Rethinking Age and Citizenship, Wayne State University Press, 2015(共著)、Age in America: The Colonial Era to the Present, New York University Press, 2015(共著)、『はじめて学ぶアメリカの歴史と文化』(編著、ミネルヴァ書房、近刊)。
内容
「よそ者たち」の織りなすアメリカ史
本書は、アメリカ社会に深く根を下ろしながらも、「移民」から「市民」へというスキームの外に置かれた人びとの経験を通して、アメリカすなわち「移民の国」という自画像や通説的理解を歴史的に問い直す研究である。
「正しい」国境の越え方、「正しくない」国境の越え方はどう変容してきたのか、米墨国境はどのように主権意識と結びつくようになったのか、それ自体としては勤勉といった美徳として称賛される労働は、なぜ正規の在留資格を欠くという1点において不法就労として白眼視されるのか、ナショナリズムに呪縛されない公正な移民制度とは何か―こうした根本的な問いを立て、アメリカに国境意識が芽生えた20世紀初頭にさかのぼり、国境・主権国家・国民国家の自明性を検証する。非合法移民が問題化される過程を論じるなかで、フィリピン系、メキシコ系、日系、中国系移民らの、それぞれまったく異なる経験と法的・歴史的背景が詳細に綴られ、まさに圧巻である。
アメリカ歴史家協会、アメリカ歴史学会、アメリカンスタディーズ学会ほか主要学会賞を総なめにした、移民史研究の金字塔。