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女大学評論 新女大学~現代語訳~

福澤 諭吉  著

加藤 紳一郎  編
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,320(税込)         
発行年月 2020年11月
出版社/提供元
慶應義塾大学出版会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 14p,157p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/倫理・道徳
ISBN 9784766427103
商品コード 1032511854
NDC分類 159.6
基本件名 女大学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年12月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032511854

著者紹介

福澤 諭吉(著者):明治を代表する啓蒙思想家。大坂(大阪)、適塾にて緒方洪庵に蘭学を学んだ後、江戸にて中津藩中屋敷内に蘭学塾を開く(後の慶應義塾)。幕末、3度の渡米・渡欧を通して各国を視察し、『西洋事情』(1866~70)を著し先進時な欧米文明を紹介。『学問のすゝめ』(1872)、『文明論之概略』(1875)等の著作で、日本の近代化に大きな影響を与える。生涯を通じて女性の地位向上にも関心を寄せ、『女大学評論・新女大学』(1899)を代表とする女性論で女性の独立を訴えた。
加藤 紳一郎(編者):1955年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。名古屋文化学園保育専門学校専任講師、同校学生課長を経て1993年から同校校長、2000年から学校法人名古屋文化学園理事長。一貫して幼児教育の振興を目指す。公益社団法人愛知県私立幼稚園連盟常任理事、公益社団法人名古屋市私立幼稚園協会常任理事、全日本私立幼稚園連合会評議員、一般社団法人愛知県現任保育士研修運営協議会副会長、全国幼稚園教員養成機関連合会副会長等を歴任。

内容

福澤諭吉が生涯にわたって、関心を持っていた男尊女卑の社会からの女性の解放という問題。同時代の識者に比しても先進的なその考え方は、江戸時代に書かれた貝原益軒「女大学」を批判した「女大学評論」、そして、あらたな時代の女性のための書として著した「新女大学」に結実している。幼稚園教諭、保育士の育成に長く携わってきた訳者が、21世紀に生きる若い女性のために、この2編を平易な文体で現代語訳。読みやすさを重視し、語注も付す。

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