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暴力~手すりなき思考~(叢書・ウニベルシタス 1126)
梅田 孝太,
大久保 歩,
大森 一三,
川口 茂雄,
渡辺 和典
翻訳
齋藤 元紀
監修
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\4,620(税込)
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発行年月 |
2020年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,350p,6,15p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784588011269 |
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商品コード |
1032535552 |
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NDC分類 |
104 |
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基本件名 |
暴力 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年01月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032535552 |
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著者紹介
リチャード・J.バーンスタイン(著者):(Richard J. Bernstein)
1932年生まれ。ペンシルヴァニア大学、マサチューセッツ工科大学などを経て現在はニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチに所属。主としてプラグマティズムを研究するが、ヨーロッパ大陸の哲学にも造詣が深い。今は亡きリチャード・ローティの思想的盟友としても知られる。単著に『ジョン・デューイ』、『実践と行為』、『科学・解釈学・実践』(邦訳、岩波書店)、『手すりなき思考』(邦訳、産業図書)、『根源悪の系譜』(邦訳、法政大学出版局)、『ハーバーマスとモダニティ』、『ハンナ・アーレントとユダヤ人問題』、『フロイトとモーセ神話』、『悪の濫用』および『プラグマティズム的転回』がある。
梅田 孝太(翻訳):1980年生まれ。上智大学ほか非常勤講師。共著書に『デリダと死刑を考える』(白水社)、共訳書に『人文主義の言語思想──フンボルトの伝統』(岩波書店)。
大久保 歩(翻訳):1972年生まれ。大阪大学文学研究科博士後期課程在籍。論文に「ニーチェ『悲劇の誕生』における美的公共圏」(『実存思想論集XXXV』、知泉書館)。
大森 一三(翻訳):1982年生まれ。東京学芸大学特任准教授。著書に『文化の進歩と道徳性──カント哲学の「隠されたアンチノミー」』、共著に『哲学の変還と知の越境』(以上、法政大学出版局)。
川口 茂雄(翻訳):1976年生まれ。甲南大学准教授。著書に『表象とアルシーヴの解釈学』(京都大学学術出版会)、共編著に『現代フランス哲学入門』(ミネルヴァ書房)など。
渡辺 和典(翻訳):1975年生まれ。学習院大学ほか非常勤講師。著書に『最初期ハイデッガーの意味論──発生・形成・展開』(晃洋書房)、共著に『続・ハイデガー読本』(法政大学出版局)など。
齋藤 元紀(監修):1968年生まれ。高千穂大学教授。著書に『存在の解釈学──ハイデガー『存在と時間』の構造・転回・反復』、共訳書にロックモア『カントの航跡のなかで』(以上、法政大学出版局)。
内容
戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」をどう考えればいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。