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崇高の分析論~カント『判断力批判』についての講義録~(叢書・ウニベルシタス 1125)

ジャン=フランソワ・リオタール  著

星野 太  翻訳
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価格 \3,960(税込)         
発行年月 2020年12月
出版社/提供元
法政大学出版局
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 9p,361p,5p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/ドイツ・オーストリア哲学
ISBN 9784588011252
商品コード 1032535553
NDC分類 134.2
基本件名 判断力批判
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年02月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032535553

著者紹介

ジャン=フランソワ・リオタール(著者):ジャン=フランソワ・リオタール(Jean-François Lyotard)
1924年、ヴェルサイユに生まれる。現象学とマルクス(そして後にフロイト)を思想的源泉とし、それらの批判的再検討を通じて政治、経済、哲学、美学など多方面にわたる理論的・実践的活動を展開、20世紀後半のフランスを代表する思想家・哲学者として広く知られる。G.ドゥルーズやF.シャトレとともにパリ第八大学教授を務め、J.デリダとともに国際哲学院を設立し、学院長も務めた。1998年4月死去。邦訳された著書に、『現象学』(白水社)、『ポスト・モダンの条件──知・社会・言語ゲーム』、『聞こえない部屋──マルローの反美学』(以上、水声社)、『こどもたちに語るポストモダン』(ちくま学芸文庫)、『インファンス読解』(未來社)、『リオタール寓話集』、『ハイデガーと「ユダヤ人」』(以上、藤原書店)、『言説、形象(ディスクール、フィギュール)』、『リビドー経済』、『震える物語』、『異教入門──中心なき周辺を求めて』、『文の抗争』、『知識人の終焉』、『熱狂──カントの歴史批判』、『非人間的なもの──時間についての講話』、…
星野 太(翻訳):1983年生まれ。専攻は美学、表象文化論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、早稲田大学社会科学総合学術院専任講師。著書に『崇高の修辞学』(月曜社)、共編著にThe Sublime and the Uncanny(UTCP)、共著に『ことばを紡ぐための哲学』(白水社)、共訳書にメイヤスー『有限性の後で』(人文書院)ほか。

内容

哲学史上、美と崇高の主題をめぐる記念碑的なテクストとなった『判断力批判』。理性・悟性・構想力、趣味と合目的性、快と不快、美感的なものと共通感覚などの近代的概念は、超越論的反省のなかで道徳や倫理といかなる関係を結んだのか。晩年のリオタールが、難解で知られる「崇高の分析論」の諸節に焦点をあて、三批判書とともに徹底読解したスリリングな講義録。

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