KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

絵画の前で~物語と詩~

ローベルト・ヴァルザー  著

若林恵  翻訳
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \1,870(税込)         
発行年月 2021年01月
出版社/提供元
鳥影社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 170p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/ドイツ文学
ISBN 9784862658548
商品コード 1032603129
NDC分類 943.7
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年02月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032603129

著者紹介

若林恵(翻訳):東京生まれ。専門はドイツ語圏文学・文化。
現在、東京学芸大学教授。
著書:『カフカ事典』(三省堂、2003年、共著)、『スイス文学・芸術論集 小さな国の多様な世界』(鳥影社、2017年、共著)
訳書:『現代スイス短篇集』(鳥影社、2003年、共訳)、『氷河の滴—現代スイス女性作家作品集』(鳥影社、2007年、共訳)、 『ローベルト・ヴァルザー作品集』2巻、3巻 (鳥影社、2011年、2013年)、『日々はひとつの響き—ヴァルザー゠クレー詩画集』(平凡社、2018年)他。

内容

一枚の絵を前にしてヴァルザーは自由だ。時には簡潔に、時には冗長なまでに語る。またドラクロワやルノワールの絵に触発されて、詩を生み出す。散文にしろ詩にしろ、小さなものに焦点を合わせてヴァルザーの世界そのものを創り上げる。
滑脱な精神の印
ヴァルザーにとって重要なのはオリジナルの真正さや神聖さではなく、記憶の確かさや描写の正確さでもなく、自らが物語を紡ぎ出すことができる着想やインスピレーションがあるかどうかなのだ。