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ドイツ史1800-1866~市民世界と強力な国家~<上>
大内 宏一
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\7,150(税込)
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発行年月 |
2021年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
500p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史 |
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ISBN |
9784560098295 |
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商品コード |
1032679091 |
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NDC分類 |
234.06 |
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基本件名 |
ドイツ-歴史-19世紀 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年04月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2021/12/18 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032679091 |
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著者紹介
トーマス・ニッパーダイ(著者):1927年ケルン生まれ。1971年からミュンヘン大学歴史学教授を務め、1992年に死去。19世紀ドイツ史を中心に研究する。1984年にミュンスター市歴史家賞、没後にドイツ歴史家賞を受賞する。邦訳に歴史エッセイ集『ドイツ史を考える』(坂井榮八郎訳、山川出版社、2008年)がある。
大内 宏一(翻訳):1946年生まれ/ドイツ近代史/早稲田大学名誉教授。主要著訳書:『ビスマルク―ドイツ帝国の建国者―』山川出版社、2013年/『ビスマルク時代のドイツ自由主義』彩流社、2014年/シュターデルマン『1848年ドイツ革命史』創文社、1978年/ガル『ビスマルク―白色革命家―』創文社、1988年
内容
名著の誉れ高い「新しい古典」、待望の邦訳
ドイツ歴史学の泰斗、トーマス・ニッパーダイによる「十九世紀ドイツ史三部作」の第一巻である本書は、世紀の幕開けから普墺戦争まで、ナポレオンからビスマルクまでを網羅し、「新しい古典」として名著の誉れが高い大作だ。
ニッパーダイは、批判的・社会科学的な歴史学に対して、当時の状況や可能性に基づいて出来事を理解しようとする立場に立った。批判的歴史学の政治史解釈の一面性を鋭く指摘し、よりバランスのとれた解釈に道を拓いたといえる。本書では、政治的な出来事を中心とした叙述に留まらず、かつてカール・ランプレヒトが(「出来事史」に対して)「状態史」と呼んだもの、第二次大戦後の西ドイツでは「構造史」や「社会史」「社会構造史」などと呼ばれたものに、紙幅を大きく割いている。政治から生活・労働・経済・宗教・教育・学問・文化まで、各分野の研究成果を採り入れ、総合的・全体的に把握した圧巻の歴史書。
ニッパーダイはこの「十九世紀ドイツ史三部作」で「ミュンスター市歴史家賞」、「ドイツ歴史家賞」の栄誉に輝いた。図表多数・参考文献・人名索引収録。