集合的創造性~コンヴィヴィアルな人間学のために~
内容
目次
序 章 現代世界における生の技法/哲学としての集合的創造性 ――コンヴィヴィアルな人間学のために 松田素二 Ⅰ 集合的創造性の理論的視座 第1章 創造性から集合的創造性へ 松浦雄介 第2章 集合体の社会学と創造性 ――自然と文化とその《外部》 野村明宏 Ⅱ 時間と集合的創造性 第3章 設計図のない建築 ――サグラダ・ファミリア建設の軌跡にみる集合的創造性 阿部利洋 第4章 太極拳推手交流会における集合的創造性 倉島 哲 第5章 北海道の木彫り熊ブームを支えたもの 坂部晶子 第6章 食文化における集合的創造性 ――エスニックフードからローカルフードへ 安井大輔 Ⅲ 空間と集合的創造性 第7章 戦後日本における島々の集団的創造性 ――宮本常一とコミューン/アソシエーション 石原 俊 第8章 まだ見ぬ「われわれ」を創造する ――中米移民の集合的実践の事例から 佐々木 祐 第9章 「ナショナリズム」からトランスナショナルへ ――朝鮮学校のドラマツルギーからみる集合的創造性 宋 基燦 第10章 貧困女性の性と支援―― エイジェンシー概念から考える 丸山里美