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中国の歴史<9> 海と帝国(講談社学術文庫 2659)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,815(税込)
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発行年月 |
2021年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
609p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784065227770 |
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商品コード |
1032769421 |
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NDC分類 |
222.01 |
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基本件名 |
中国-歴史 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年04月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032769421 |
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著者紹介
上田 信(著者):1957年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在,立教大学文学部教授。専攻は中国社会史。著書に『伝統中国――〈盆地〉〈宗族〉にみる明清時代』(講談社選書メチエ)、『トラが語る中国史――エコロジカル・ヒストリーの可能性』(山川出版社)、『森と緑の中国史――エコロジカル‐ヒストリーの試み』(岩波書店)、『シナ海域 蜃気楼王国の興亡』(講談社)、『貨幣の条件――タカラガイの文明史』(筑摩選書)、『死体は誰のものか――比較文化史の視点から』(ちくま新書)、『人口の中国史――先史時代から19世紀まで』(岩波新書)ほか。
内容
学術文庫版「中国の歴史・全12巻」の第6回配本・第9巻は、明朝と清朝、ふたつの大帝国を1冊で通観する。出口治明氏(立命館アジア太平洋大学学長)が「名著ぞろいのシリーズの中で、まさに名著中の名著。内藤湖南に匹敵するのでは」とイチオシする話題作。
2003年3月、雲南省昆明の空港で、著者は不思議な一行に出会う。聞けば彼らは、台湾の港町・花蓮から、海の女神「媽祖」を奉じて、雲南省の麗江を訪ねた帰路だという。台湾の海の女神が、なぜ中国内陸の観光地を?――この謎から、海に囲まれた東ユーラシア500年の歴史が浮かび上がってくる。
14世紀半ば、朱元璋が開いた明朝は、万里の長城の修築や、鄭和の南海遠征など、古代的な性格の色濃い王朝だった。それに対し、16世紀に登場したヌルハチに始まる清朝は、少数の満洲族のもとでさまざまな人々が闊達に生き、近代的な活気に満ちていた。古代的な明代から、近代的な清代への跳躍はなぜ可能だったのか。それを解明するには、「海に向かい合う中国」を見ることで、従来の中国史の枠を超える必要がある。倭寇と朝貢、銀の流通と世界経済、清朝皇帝とチベット仏教。地球規模の視点から、ふたつの帝国を描き出す。そして19世紀、アヘン戦争や太平天国を経験し、中国社会は近代への脱皮に備えて大きく変化していく。〔原本:2005年8月、講談社刊〕
目次
はじめに 大海に囲まれた二つの帝国
第一章 出来事の時空間
第二章 明朝の成立―一四世紀1
第三章 海と陸の相克―一四世紀2
第四章 海と陸の交易者―一五世紀
第五章 商業の時代―一六世紀1
第六章 社会秩序の変容―一六世紀2
第七章 王朝の交替―一七世紀
第八章 産業の時代―一八世紀1
第九章 伝統中国の完成―一八世紀2
第一〇章 環球のなかの中国―一九世紀
おわりに 媽祖と明清の歴史
学術文庫版のあとがき
主要人物略伝
歴史キーワード解説
参考文献
年表
索引