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赤い風(文春文庫 か54-4)

梶 よう子  著

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価格 \935(税込)         
発行年月 2021年04月
出版社/提供元
文藝春秋
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 391p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784167916749
商品コード 1032799491
NDC分類 913.6
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032799491

内容

〈生きるために、荒野を拓け!――大地に生きる人々を力強く描く長編歴史小説〉
赤土で水源に乏しい武蔵野原野は、長く耕作に不向きな土地だった。
牛馬の飼料を採取する秣場として利用されたが、限られた資源をめぐって周辺の村々が長く争ってきた。
五代将軍徳川綱吉の寵臣で、川越藩主に就任した柳沢吉保は、村同士の争いで死人が出るに及び、争いをやめさせるため、この荒野の開墾を命じた。

家老以下の武士は、城下から現地に移住し、百姓とともに生活しながら開墾の指揮をとったが、
家老の嫡男・啓太郎は、侍を憎む百姓の正蔵と衝突、互いに反目して計画は進まない。
吉保が命じた二年の期限が迫るなか、下役人が不審な死を遂げて……。

武士と百姓という身分の違う〈相棒〉が、難事業に挑む!