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「役に立たない」研究の未来
柴藤 亮介
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,650(税込)
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発行年月 |
2021年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
213p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/自然科学/自然科学 |
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ISBN |
9784760153480 |
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商品コード |
1032889694 |
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NDC分類 |
407 |
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基本件名 |
科学技術研究 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年05月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032889694 |
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著者紹介
初田 哲男(著者):1958年、大阪生まれ。理化学研究所数理創造プログラムディレクター、東京大学名誉教授。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。東京大学大学院理学研究科教授、理化学研究所主任研究員などを経て、現職。専門は理論物理学。仁科記念賞、文部科学大臣表彰(科学技術分野)などを受賞。著書に『Quark-Gluon Plasma』(共著、ケンブリッジ大学出版局)、翻訳に『「役に立たない」科学が役に立つ』(監訳、東京大学出版会)などがある。
大隅 良典(著者):1945年、福岡生まれ。東京工業大学科学技術創成研究院細胞制御工学研究センター特任教授・栄誉教授。大隅基礎科学創成財団理事長。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得後退学。理学博士。自然科学研究機構基礎生物学研究所教授、東京工業大学フロンティア研究機構特任教授を経て、現職。専門は分子細胞生物学。「オートファジーの仕組みの解明」により2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞。
隠岐 さや香(著者):1975年、東京生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。博士(学術)。広島大学大学院総合科学研究科准教授を経て、現職。専門は科学史。日本学術会議連携会員。著書に『科学アカデミーと「有用な科学」――フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ』(名古屋大学出版会)、『文系と理系はなぜ分かれたのか』(星海社新書)など多数。
柴藤 亮介(編者):1984年、埼玉生まれ。アカデミスト株式会社 代表取締役CEO。首都大学東京理工学研究科物理学専攻博士後期課程を2013年に単位取得退学。2014年に日本初の学術系クラウドファンディングサイト「academist」を立ち上げ、研究の魅力を研究者が自ら発信するためのプラットフォーム構築を進めている。大学院での専門は原子核理論、量子 多体問題などの理論物理学。
内容
★第54回緑陰図書(高等学校部門)選定★
ほんとうのイノベーションは、
ゆっくりと、予想外に始まる。
■内容
いつの時代も、研究者は未知に挑み、人類の発展に貢献してきた。
誰も解明していない謎を追う人。
社会課題の解決に努める人。
いつ、何の役に立つかがわからなくても、
未来へより多くのものを託そうとする人。
彼らの人生をかけた挑戦の積み重ねの先に、今の私たちの生活がある。
そして、その原点にはいつだって飽くなき知的好奇心があった。
しかし、日本では現在、運営費交付金の減少や
科学技術関係予算の過度な「選択と集中」などが原因で、
研究者が知的好奇心をもとにした基礎研究を行いづらい状況にある。
それゆえ、イノベーションの芽を育てるための土壌が崩れつつある。
令和の時代において、
研究者たちはどのように基礎研究を継続していくことができるのだろうか?
社会はどのようにその活動を支えられるだろうか?
そもそも、私たちはなぜそれを支えなければならないのだろうか?
本書は、各分野の一線で活躍する3名の研究者が、
『「役に立たない」科学が役に立つ』をテーマにした議論を中心に、
書下ろしを加えたうえでまとめたものである。
これからの「科学」と「学び」を考えるために、
理系も文系も、子どもも大人も、必読の一冊!
■装画
カシワイ