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組織罰はなぜ必要か~事故のない安心・安全な社会を創るために~(GENJINブックレット 71)

組織罰を実現する会  編
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価格 \1,320(税込)         
発行年月 2021年04月
出版社/提供元
現代人文社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 87p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/法律/刑法
ISBN 9784877987800
商品コード 1033023995
NDC分類 326.14
基本件名 刑事責任
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2021年06月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033023995

内容

日本では、企業など組織がどんなに大きな事故を起こしても、その刑事責任は問われない。現在の刑事司法制度では、刑法に「組織」を罰する条文がないため、責任の所在が多くの部署に分散する組織が引き起こした事故を裁くことには限界がある。事故によって、尊い命が奪われたにもかかわらず、誰も法的な責任を課せられないということでは、遺族は納得できない。本書は、誰も責任を取らない無責任社会を変え、本当に安全な社会を実現するために「組織を罰する法律」(「組織罰」)の必要性を訴えるものである。現行法の限界を分析し、組織罰の具体的なイメージと実現への展望を提言するはじめての書。

柳田邦男(ノンフィクション作家)推薦
「100人死んでも加害組織が刑事責任を問われない。この国の不可解な不正義を正す理論と議論が、ここに展開される」

目次