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トランス・モダン・リテラチャー~「移動」と「自己」をめぐる芥川賞作家の現代小説分析~(未発選書 第29巻)
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
10日間
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価格
\6,380(税込)
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発行年月 |
2021年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,580p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784823410949 |
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商品コード |
1033198245 |
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NDC分類 |
910.264 |
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基本件名 |
小説(日本) |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年07月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033198245 |
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著者紹介
疋田 雅昭(著者):〈略歴〉1970年生まれ。立教大学文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。長野県短期大学助教、准教授を経て、現在東京学芸大学教育学部准教授。〈主な著書〉『接続する中也』(笠間書院、2007)、『スポーツする文学――1920-30年代の文化詩学』(共編著、青弓社、2009)、『コレクション・モダン都市文化80 出版メディア』(編著、ゆまに書房、2012)、『コレクション・戦後詩誌16-20 戦後詩の推進者』(編著、ゆまに書房、2019)ほか。
内容
「自己」が近代文学が拘り続けたテーマであることは言を俟たないが、現代文学は統一され安定した「自己」そのものへの不信から始まっている。ともに時空を「移動」し続ける存在としての読者とテクストが出会う結節点。そこから変容しながらも繰り返し立ち上がってくる主体こそが現代文学が語る「自己」にほかならない。本書は「自己」と「移動」に着目し芥川賞受賞作家のテクストから平成という時代の諸相を読み込む試みである。